馬場のはりブログ<院長独白>

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zoom RSS 基本刺鍼の修練が基本−3

<<   作成日時 : 2014/09/19 15:46   >>

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B営気の補法
 目的=血中の陽気(営気)を補う手法。
 手法=おおむね『霊枢九鍼十二原篇』の補法の手技に準ずる。毫鍼の場合は、まず穴所を軽擦し気を散じ衛気の補法よりは入念に補う。鍉鍼の場合は、衛気を傷つけないように衛気の存在する場所(皮毛)より深めに押手を構える。深めと言っても皮膚面を押し下げない程度がよい。鍉鍼の先端は穴所に接触させるが押しつけないのがポイントである。刺手は少し竜頭を摘むようにする。
 効果=血中の陽気(営気)が補われるために、営気の不調により起こった血熱や血実あるいは瘀血の解消がなされる。あくまでも補の手法ではあるが、「溜まったものを外に出し移す、滞りを流す」の目的が達成される手法である。
 
C営気の瀉法
 目的=経絡上の滞りを直接抜き取る手法。
 手法=太鍼あるいは刺絡鍼で瘀血を体外へ排泄する。
 効果=血中の陽気を補うだけでは不充分な場合、滞りそのものを直接抜き取る事によって血の運行が速やかになる。
 
D自然体(刺鍼時の姿勢) 
 刺鍼時における良い姿勢の習得はよい治療結果をもたらすものである。そのポイントを以下に列記する。
1.足は肩幅を目安に開く。ただしつま先はやや内側に向くように立つのがポイントである。
2.背筋は伸ばし、脇は軽く締めるようにする。
3.肩の力を抜き顎を軽く引くが、頸は前に倒さないことが大切である。
4.両方の肩、肘、手首そしてそれぞれの指関節には無駄な力がかからないように心がける。
5.治療家の精神状態の安定が全てに優先する。

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5.まとめ 
鍼灸医学の治病理論は気血津液の病理的調整にあります。刺鍼法の目的もおなじであります。そこで、刺鍼法の修練では、気を動かす為にはどうすれば、血はどのようにすれば動くのだろうか、邪気実を抜き取るには、血の滞りを流すのはどの様な手法か等々に集約されると思います。
この様な臨床に即した刺鍼法の修得は、繰り返した基本刺鍼の修練にあります。決してコツなどと言う安易なものはありません。出来得れば、臨床追試による完璧な補瀉手法の修得に心がけて下さい。


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